浜ちゃんのハマリ役『シュレック』

  • 2016.10.22 Saturday
  • 23:56

JUGEMテーマ:映画

原題 Shrek

製作 アメリカ(2001)

監督 アンドリュー・アダムソン、ヴィッキー・ジェンソン

出演 マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィーetc

★★★★☆

 

ディズニーとはまた一味違った、おとぎ話を題材としたCGアニメ映画。

 

その醜い容貌から周囲から恐れられており、沼地にて1人気ままに暮らしているシュレック(マイク・マイヤーズ)。実はその外見とは裏腹に心は優しい怪物のシュレックはある日、森の中でおしゃべりロバのドンキー(エディ・マーフィー)を不本意ながらも助ける。ドンキーに好かれ、付きまとわれるシュレックが沼に戻ると、ファークアード卿(ジョン・リスゴー)によって追放されたおとぎ話のキャラクターたちによって埋め尽くされていた。ファークアード卿に直訴しに行ったシュレックは、彼が結婚したがっているフィオナ姫(キャメロン・ディアス)を助け出せば、沼を返すと告げられる。沼を取り戻すために、シュレックとドンキーの旅が始まった。

 

おとぎ話を題材にしたアニメーション映画っていうと誰もがディズニーを思い浮かべるだろうが、この『シュレック』は、同じおとぎ話を題材にしたアニメーション映画ながらも、もっとそれらをブラックジョークチックに扱ったドリームワークス作品である。これも含めて、映画全体の雰囲気や要素が今までのおとぎ話映画にはない斬新さを出している。実際、主人公のシュレックも絵本のキャラクターが元になってるらしいしね。

 

さて、その主人公のシュレック。これがまあびっくりするほど汚いんだな 笑 くっさいトイレをしたり、泥んこ風呂に浸かったり、耳ク○でキャンドルを作ったりと、THE・汚い。小さい頃にこれを観て、虫をある使い方をして歯磨きするシーンがとても印象的だった。まあはっきり言ってブサイクだし、こんなにヒーローっぽくない主人公はおとぎ話映画問わずめったにお目にかかれないので、そのアウトローな設定は好きだ。でもシュレックって、口が達者でよく見れば愛嬌のある表情をするので、自然と親近感が湧くのね。

 

前述もしたけど、おとぎ話を題材とした映画としてはかなりの異色作品だといえよう。全体のストーリー自体は決して新鮮味があるとはいえない。でもそれを補うほど、キャラクターたちが非常に魅力的でもある。白雪姫やティンカーベル、ピノキオなど、出番は多くはないが他にも多くのおとぎ話のキャラクターたちが登場する。これは普通に楽しいよね。おとぎ話好きならなおさら楽しめるだろう。でも彼らの多くは、ディズニーで描かれているようなファンタジーなキャラではなく、もっとギャグテイストに溢れ、時にはブラック感満載の笑うには十分すぎる存在となっている。従来のおとぎ話らしくないといえば他にも、物語の主要人物がいずれも心のどこかに悩みや黒い闇を持っていることだ。シュレックをはじめ、ドンキーもフィオナもみんなだ。この映画が伝えたいのは、「外見や上っ面ではなく人の中身を愛することが大切」ということだろうか。また、何人かのキャラ設定が実はかなりのギャップがあったり、物語のオチ自体はありそうでなかった意外性があり、良い意味で期待を裏切ってくれる。個人的には、従来通りか弱いお姫様と思っていたフィオナが唐突にカンフーを使うシーンはテンション上がった 笑

 

俺はこの映画を日本語吹き替えで観ることをおすすめする。シュレックの声を演じるのは、ブサイクの関連性からオファーがきたとしか思えない、ダウンタウンの浜田雅功。一見ミスマッチなキャスティングと思いきや、シュレックの口達者なキャラと浜田の口調が妙に合っている。だからシュレック、全編関西弁で話し続ける。これは笑うだろ。実際、浜田は役者としての顔も持っているので、特に違和感はなかった。「クッサ!!」なんていつもの浜田じゃん 笑 フィオナの声は藤原紀香だが、こちらも特に気になることはなかった。ドンキーの声はエディ・マーフィー専属の山寺宏一なので文句なし。最近になって世間で大バッシングを受けている、いわゆる「タレント吹き替え」の先駆けともいえるが、本作はその面では特に言うことなしだ。

余談だが、本当に最近の「タレント吹き替え」は酷い、酷すぎる。棒読みや下手さ加減があからさまで、そのタレントを責める気はないが、起用する関係者に物申したい。「だったら吹き替えで観なけりゃいいじゃん」とかよく言われるけど、俺自身が気にしてるのは、吹き替えで映画を観ている人たちだってたくさんいるわけであって、何も知らずに観た人のその映画に対する魅力ががた落ちするのは確実。下手な吹き替えによって映画そのものの魅力が失われていることを心配しているので、そんなに強く言われる意味が分からん。

 

なにはともあれ、本作はストーリーは単純明快かつブラックジョークも含めているので、子供でも大人でも楽しめる作品となっている。

 

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